マシニング加工について

複雑な工程を自動制御で実現する~マシニング加工~

マシニングセンタ(MC)はコンピュータ制御によって工具を自動的に交換し、ひとつの材料に対して複数の加工ができる工作機械です。一般的なNC工作機は手動による工具の交換が必要ですが、マシニングセンタは「ツールマガジン」と呼ばれる格納庫から「チェンジアーム」によって自動で工具を取り出し、交換しながら加工を行うことができます。

複数の工程を無人で行えるため、省力化とコスト削減に有効です。そのため金型の製造をはじめ、さまざまな用途で広く用いられています。課題に打ち勝つ格闘家集団「ナック」は、マシニングセンタとNC旋盤を適切に使いわけることで、コストと納期を最適化した加工をご提供しています。

経験豊富なナックのスゴ腕集団にお任せください!

マシニング加工の種類

技術力に絶対の自信!精度の高いマシニング加工なら神奈川のナックにお任せください。どんなに高性能な設備を整えても、それを使うのはやはり人です。プログラムや加工法、使用機種の選択、適正な切削条件の設定など、経験と実績を積んだナック熟練の技術者だからこそ実現できる高品質なモノ作りがあります。当社では、お客様により良い製品をご提供するため、NC旋盤やマシニングセンタなど最新の設備を導入し、社員全員がそれを十二分に使いこなせるよう、日々技術を磨き、研鑽を重ねております。お客様に心からご満足いただけること、それこそが我々の喜びです。高品質、短納期のマシニング加工ならナックにどうぞご用命ください。

横型マシニングセンタ

刃物の回転軸(スピンドル)が地面に対して水平方向になっているものを「横型マシニングセンタ」と呼びます。横形のメリットは、4軸を活用することで、加工物の4面を一気に加工することが可能な点です。そのため、加工物の面に関して手作業で面替えをする必要がないため、加工精度の高さが特徴です。加えて、横から削るため切削粉が溜まりにくく、不具合が起きにくいというメリットもあります。

立型マシニングセンタ

ボール盤やフライス盤のように回転軸が地面に対して垂直方向になっているものを「立型マシニングセンタ」と呼びます。一般的には、テーブルがX軸、Y軸の水平方向に移動し、回転軸が垂直方向に移動することで、3軸での加工が行えるようになっています。回転軸が加工物の横に位置する横形と比べて、切削粉が溜まりやすいものの、設置スペースが少なくて済むことから、現在、幅広く普及しています。また、加工物を上から削っていくため、設計図面と見比べながら加工を行うことができるのもメリットといえます。

門型マシニングセンタ

正面から見たときに、主軸を支える構造体が門の形をしているマシニングセンタで、立型マシニングセンタと同様に回転軸が地面に対して垂直方向ですが、テーブルを一方向に大きくとることが可能なため、大型の加工物を得意としています。

大型マシニングセンタ

数メートル規模の金型加工などを行う際に用いられる大型マシニングセンタ。数メートル規模のマシニングセンタに関しては門型が主流で、そのほかサイズによって立型や横型でも大型のマシニングセンタがあります。

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5軸マシニングセンタについて

5軸マシニングセンタについて

マシニングセンタは基本的に、X軸、Y軸、Z軸の3方向の移動によって加工の位置や深さを設定します。近年では傾斜軸(A軸)と回転軸(C軸)を持った、「5軸マシニングセンタ」も注目を集めるようになりました。複数の面を一気に加工でき、手作業で面替えしなくてよいので加工精度が落ちる心配がありません。

対応可能なワークのサイズや軸ごとの移動範囲は、機種によって異なります。くわしくは当社設備一覧にてご確認いただくか、当社までお気軽にお問い合わせください。

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